大泉寺

大泉寺は家康の生まれた翌年、1543年、家康の母 於大が、安産の祈願をした薬師如来を本尊として創建した寺です。
墓地の一番高いところに於大の遺髪を埋めたという墓碑が建てられています。
このとき さつき と つつじ が一株ずつ植樹されたとのことです。
大泉寺

徳川家康の母 伝通院(於大の方)の創立にして、俊恵蔵主を開基としている。於大の方が懐妊したときに命によりて名僧と謳われた俊恵蔵主が登城して持佛堂薬師如来宝前において日々安産の祈願を行いました。

家康の無事な誕生によって城の東北の一部を草創し、城の持佛堂の薬師如来を本尊とし十三佛一軸、紋付打敷幕ちょう灯を寄進して大仙寺としました。

慶長6年(1602年)徳川家康より朱印5石を与えられ、このとき書状に大仙寺を大泉寺と書かれていたので、それ以来大泉寺と記すようになったそうです。

大泉寺 裏庭


大泉寺の裏に日本庭園があります。

大泉寺 石像


沖縄のシーサーに似た石像がありました。


裏手に続く道を登っていきますと、このような看板が見つかります
大泉寺 看板


矢印に沿って進んでいきましょう。


一番上の場所にひっそりとした感じで墓碑が建てられていました。
大泉寺 於大 墓碑


偉大な将軍 徳川家康を生み育てた人物にしては少し質素な気がしました。



住 所:岡崎市中町東丸根三十八番地
電 話:0564-21-8328
アクセス:名鉄バス 大泉寺で下車
駐 車 場:少しあり