家康行列
家康行列は年間の岡崎市の行事の中でも、規模の大きなイベントです。
徳川ゆかりの伊賀神社(伊賀八幡宮)から行列は出発して、岡崎城のある岡崎公園へ向けてパレードが行われます。
例年 4月の第一日曜日に行われます。
桜祭りと同時になるのでより賑わいを見せます。
家康行列は、家康幼少のころの竹千代から始まります。
竹千代と家来ですが、パレードは歩く距離もあるので小学生には大変でしょうね。
その後は、家康に関連した女性たちが専用車に乗ってきます。
家康の母親である於大の方です。
家康の正室である築山御前と娘の亀姫です。
次に現れたのが、千姫です。
岡崎三郎信康は家康の長男で非業の死を遂げています。
ここからが本当の家康行列と言えるかもしれません。
徳川に仕えた名武将達が現れます。
井伊直政は徳川四天王といわれます。
人斬り兵部の異名を持つ武将です。(身内の家臣に対しても異常に厳しく切りつけることからこう呼ばれるようになったそうです。)
本多忠勝も徳川四天王のうちの一人です。
徳川の戦にほとんど参加して、傷一つ負わなかったといわれています。
鹿角の兜が印象的です、蜻蛉切(トンボ切り)とよばれる伝説の槍を操ったといわれています。
ついに登場 徳川家康です。
特に説明の必要はないですね。
榊原康政は徳川四天王に入る武将。
家康が徳川がある限り榊原家を潰すことはないと言って、実際に約束は果たされています。
しんがりを務めるのが 酒井忠次です。
もちろんは徳川四天王・徳川十六神将の一人ですが、家康が恨んでいたといわれます。
家康の息子 信康を見殺しにしたとのことで。
他の徳川四天王に対してかなり冷遇されました。
国道一号線を横切るので大変です。